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令和 4年 7月臨時会(第1日 7月 7日)

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  1. 播磨町議会 2022-07-07
    令和 4年 7月臨時会(第1日 7月 7日)


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    令和 4年 7月臨時会(第1日 7月 7日)             令和4年7月播磨町議会臨時会会議録                            令和4年7月7日開設   1.議 事 日 程     第 1 会議録署名議員の指名     第 2 会期決定の件     第 3 議案第48号 工事請負契約締結の件(播磨南小学校西校舎増築工事)     第 4 議案第49号 令和4年度播磨町一般会計補正予算(第6号)     第 5 議案第50号 令和4年度播磨町水道事業会計補正予算(第1号)     第 6 発議第 3号 清水ひろ子町長に対する問責決議 1.会議に付した事件     日程第 1 会議録署名議員の指名     日程第 2 会期決定の件     日程第 3 議案第48号 工事請負契約締結の件(播磨南小学校西校舎増築工                  事)     日程第 4 議案第49号 令和4年度播磨町一般会計補正予算(第6号)     日程第 5 議案第50号 令和4年度播磨町水道事業会計補正予算(第1号)     日程第 6 発議第 3号 清水ひろ子町長に対する問責決議
    1.会議に出席した議員(14名)     1番 野 北 知 見 議員       2番 松 岡 光 子 議員     3番 宮 宅   良 議員       4番 大 北 良 子 議員     5番 香 田 永 明 議員       6番 大 瀧 金 三 議員     7番 木 村 晴 恵 議員       8番 松 下 嘉 城 議員     9番 神 吉 史 久 議員      10番 河 野 照 代 議員    11番 岡 田 千賀子 議員      12番 藤 原 秀 策 議員    13番 奥 田 俊 則 議員      14番 藤 田   博 議員 1.会議に欠席した議員    な  し 1.会議に出席した説明員(12名)           清 水 ひろ子    町長           三 村 隆 史    副町長           平 郡 秀 幸    教育長           岡 本 浩 一    理事           長谷川 善 一    理事           藤 原 秀 樹    理事           高 見 竜 平    理事           山 口   智    理事           浅 原 浩一郎    会計管理者           沖 崎 充 世    福祉統括           藤 原 崇 雄    上下水道統括           堀 江 昌 伸    教育総務統括 1.会議に出席した事務局職員(3名)           橋 本   優    議会事務局長           田 中 真 司    庶務・議事チームリーダー           小 笠 理 恵    庶務・議事チーム主査                 開会 午前10時00分 ………………………………… ◎開     会 ………………………………… ○議長(河野照代君)  おはようございます。  ただいまから令和4年7月播磨町議会臨時会を開会します。  地方自治法第121条第1項の規定により、関係当局に説明員の出席を求めたところ、お手元に配付いたしております文書のとおり通知を受けております。  本日の会議を開きます。  なお、報道関係者からカメラによる写真撮影の申出があり、これを許可しています。  本日の議事日程はお手元に配りしましたとおりです。  これから直ちに日程に入ります。 …………………………………………… ◎日程第1 会議録署名議員の指名 …………………………………………… ○議長(河野照代君)  日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定によって、    2番 松岡光子議員    4番 大北良子議員を指名します。 ………………………………… ◎日程第2 会期決定の件 ………………………………… ○議長(河野照代君)  日程第2、「会期決定の件」を議題にします。  お諮りします。  本臨時会の会期は、本日1日限りにしたいと思います。御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「異議なし」と認めます。  したがって、会期は本日1日限りに決定いたしました。 …………………………………………………… ◎日程第3 議案第48号 工事請負契約締結の件 …………………………………………………… ○議長(河野照代君)  日程第3、議案第48号「工事請負契約締結の件」を議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  皆さん、おはようございます。  それでは、ただいま議題となりました、議案第48号「工事請負契約締結の件」につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  播磨南小学校西校舎増築工事郵便応募型条件付き一般競争入札の公告を、去る6月9日に行い、6月29日に入札を行いました。  結果は、A3横長の参考資料を御覧ください。  1ページ左側の入札結果表のとおり6者の応札があり、株式会社進藤組が、3億1,599万円で落札いたしました。したがいまして、本議案書1ページのとおり3億4,758万9,000円、うち消費税及び地方消費税の額3,159万9,000円で、兵庫県たつの市新宮町新宮1041−2、株式会社進藤組代表取締役、進藤栄六と契約を行いたく提案するものでございます。  本工事につきましては、児童数の増加により、今後、教室の不足が生じるため増築工事を実施するもので、工事の概要につきましては、A3横長の参考資料1ページ右側の、播磨南小学校西校舎増築工事の概要に記載したとおりでございます。  次の参考資料2ページは、全体配置図であります。  次の3ページ、平面図を御覧ください。  各階に普通教室4室、倉庫、男女トイレ多目的トイレ及び給食用リフトを整備いたします。  なお、工事の期間は、契約の日の翌日から令和5年3月22日までとしております。  以上で、提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(河野照代君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)  参考資料1ページの外構工事を見ますと、渡り廊下駐車場他説明書きがあります。2ページの全体配置図で、渡り廊下屋内運動場、体育館、そちらのほうの渡り廊下へと続くところと、それから、給食室、共同調理場の横、また、3年前に増築されました校舎へと続くところが渡り廊下になっていて、これはよく図で分かるんですけども、駐車場の整備はどの部分になるんでしょうか。今回示されておりません。今朝ほども播磨南小学校を見せていただきましたら、新築工事をしようとするところに、学校の教師の方の車が止められておりました。ほぼほぼいっぱいのような感じで止められておったんですけれども、今後、この校舎を建てて、そして駐車場を整備するとすると、その駐車場はどの辺りに持っていかれる予定なんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  山口 智理事。 ○理事(山口 智君)  駐車場につきましては、参考資料2ページをお願いいたします。  まず、左側の斜線部の増築校舎と右側にあります校舎の間の部分、今現在はこちらについても駐車場で使用しておりますが、こちらを駐車場として整備いたします。
    ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)  校舎と校舎の間になるということですか。それでしたら、この渡り廊下をまたいで入っていかれるんですね。今、車は、播磨南小学校は、南側にあります浜国道から入っていらっしゃいますが、そのままで入っていかれて、その渡り廊下を通って、車で、そして、その間に車を止めるということで、これは十分な台数は取れるものと考えてよろしいんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  山口 智理事。 ○理事(山口 智君)  車の進入につきましては従来どおり、現在もそうですけれども、南側、浜国道から入りまして、渡り廊下を通過して駐車するという形で考えています。  また、今現在、計画しているところでは、駐車線を置きまして29台の駐車を予定しております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)  それでは、今からまた整備されるということで、その部分の表示がしてなかったんでお聞きしたわけなんですけれども、工事車両駐車場はここではないかなと思うんですけども、今までされておりました東側の大きな入り口というか、播磨南高校側の部分に、また仮駐車場という形で設けられるんでしょうか。  そして、その渡り廊下を車で通って29台の車が入るということで、その安全対策はどのようにされる予定なんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  山口 智理事。 ○理事(山口 智君)  仮駐車場の件につきましては、岡田議員おっしゃられたとおり播磨南高校側運動場東側に仮設の駐車場を設けまして対応してまいります。  それから、職員の駐車につきましては、工事完了後につきましては、南側から、今現在もそうなんですけれども、渡り廊下を通過して入ってるところですので、もちろん速度も落とし、十分確認をしながら入っていただく形で考えております。  それから、工事車両につきましても南側の浜国道から進入を考えておりまして、この渡り廊下と書いてるところを通過して入りますけれども、その通過したところに仮囲いで、校舎間を仮囲いいたしまして、また、北側につきましては、屋内運動場、体育館と現在ございます校舎の間を仮囲いして、工事スペースを取る形で考えております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)  熱中症対策としてシャワーミストの設置の予定と聞いておりました。この図面を見ましたらどの辺につくのかというのがはっきり書いてありませんのでお聞きします。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括堀江昌伸君)  今回の設計ではミストについては入っておりませんが、現地が完成した後に、現地の状況を勘案いたしまして、設置できる場所に設置したいと考えております。ミストの装置につきましては、硬質ポリ塩化ビニル管を配管するだけの簡単な装置でございますので、費用的には安価に済むと考えております。 ○議長(河野照代君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)  それでは、今の段階ではどの辺にという、場所の計画はまだ未定なんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括堀江昌伸君)  現時点では未定でございます。 ○議長(河野照代君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)  なるべく昇降口の近くにつくんじゃないかなと思ってます。ただ、規模なんですけれども、今ある校舎についている規模と同等のものをというような考えなり、もう少し小さいものとか、そういうところはどうなんでしょう。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括堀江昌伸君)  今のところは現在設置しておるものと同等のサイズのミスト装置を考えております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)  参考資料3ページの1階、2階平面図についてお伺いいたします。  そちらの教室と教室の間に斜線になっている部分がある、それは壁であると考えてるんですけれども、そちらは可動式とかではないいうことなんでしょうか。そちらの説明をお願いいたします。 ○議長(河野照代君)  山口 智理事。 ○理事(山口 智君)  こちらの教室と教室の間の壁につきましては、可動式ではなくて固定、構造上のものであるということで考えております。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)  将来的に、例えば、どこかの壁を、全面難しいかもしれないですけど、将来的にどこかを稼働にすることで、例えば、教室が2倍の大きさになったり、そういうことが考えられたり、そういう意味で地域に使えたりとか、そういう柔軟な使い方もできるのかなと思うんですけど、そういった当たりの検討はされていないということなんですね。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括堀江昌伸君)  今回、軽量鉄骨の構造になっております。メーカーの仕様で壁をなくしますと、構造的に他の箇所に補強する必要が生じてまいりますので、今回の仕様では壁を抜いての使用は想定しておりません。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)  それでは、1階平面図と2階平面図の一番左側に倉庫が1階も2階もあるんですけれども、1階でしたら教室4の横になりますし、2階でしたら教室8の横になるんですけど、こちらは入り口というのは教室4とか8からは、倉庫はもう、例えば、ものが取れたりとか、そういうようなことはなく、もう廊下から取るという一方の方向になってしまうんですけど、それは使い勝手的なことで、それはもうちゃんと検証はされているいうことでよろしいですか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括堀江昌伸君)  今回、倉庫の入り口でございますけれども、大北議員おっしゃるとおり、廊下側からの荷物の搬入を想定しております。教室側から入れないかということでございますけども、教室から入れるようになりますと、鍵の問題でありますとか、端っこの教室だけが入れるということになりまして、管理上に問題が生じるおそれがありますので、今回は廊下側からの荷物の搬入で考えております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  松下嘉城議員。 ○8番(松下嘉城君)  工事概要の屋根の部分についてお尋ねします。今回、折板葺、これあまり聞き慣れない、カラーガルバリウム鋼板を採用してるんですけど、他の鋼材との違い、特徴はどのようなものかお願いします。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括堀江昌伸君)  カラーガルバリウム鋼板は、メッキした鋼板に塗装しているものでございまして、さびに強い鋼板になっております。 ○議長(河野照代君)  松下嘉城議員。 ○8番(松下嘉城君)  鋼板といいますと、イメージ的には強度的には弱いんじゃないかと思うんです。地震のときの、強度的にはどれぐらいの震度までもつんでしょう。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括堀江昌伸君)  どれぐらいの震度にもつかというところは、建物については建築確認で、この辺でしたら、耐震補強でしたら震度6強に耐えれるような構造物で補強することになっておりますので、建築物についてもそれ相当の耐震性能はあると考えております。  折板につきましては、ガルバリウム鋼板を折り曲げて強度を出すような鉄板でございまして、今現在は蓮池小学校の体育館に使用しておりまして、使用上も何ら問題のない鋼板でございます。 ○議長(河野照代君)  松下嘉城議員。 ○8番(松下嘉城君)  先ほど答弁でコーティングもしてるという話が出てたんですけど、他の鋼材より価格的には高くなるんですか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括堀江昌伸君)  詳しい金額までは承知しておりませんが、ガルバリウム鋼板にすることによって多少の金額の増はあると思われます。ただ、それに比べて耐久性が圧倒的に、ガルバリウム鋼板についてはありますので、金額に対する価値については十分あると考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)  外壁がサイディングボードということなんですけども、断熱効果的なものはどうなんでしょうかね。最近、気温の変動とか、暑さ寒さに対する生徒の環境をどのようにお考えなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括堀江昌伸君)  サイディングボードにつきましては、コンクリートを固めたような薄いボードでございまして、ある程度の断熱性はございます。今回はそれにプラス、その間に断熱材を充填しまして断熱性を確保するような設計となっております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)  それでしたら、今までの校舎と変わりないということでよろしいでしょうか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括堀江昌伸君)  今までの校舎につきましては、鉄筋構造物の構造でございまして、断熱材は一切設置してないような壁になっております。  今回、建築物エネルギー消費性能の向上に関する法律が、今現在、施行されておりまして、それに伴いまして、建築物エネルギー消費性能確保計画を提出しておりまして、それの承認をもらっております。それは内容は何かと申しますと、省エネルギー化を図るのにどのような対策を取っているかということに対して評価されるものでございまして、それの基準は満たしております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)  校舎の増築について、軽量鉄骨造りについては、鉄骨コンクリート造りと比較して、工事期間が短い、またコストが安いと、こう言われる中で、鉄筋コンクリート造りと比較して、耐震性耐火性が劣るというデメリットがある中で、学校という安全・安心を提供する場で、この耐震性耐火性鉄骨コンクリート造りと比較して劣るという、この部分についてはどう考えているのかお聞きしたいなと思います。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括堀江昌伸君)  奥田議員おっしゃるとおり、鉄筋コンクリート構造物よりも耐火性能については劣るのは間違いありません。ただし、今回の増築、新築の建築物につきましては、建築確認をもちろん許可を得ておりますし、消防法の許可も取っておりますので、法的には何ら問題のない建物でありますので、今回の新築建物鉄筋構造物に遜色ないと考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)  法的には問題ないという答弁をいただいたんですが、学校の校舎ということで、耐震性耐火性を重視するなら、本来、鉄筋コンクリート造りなんですね。耐震性については、今、議員の質問の中で震度6強まで耐えれるということがありました。耐火性が悪い、その耐火性が悪いということは、子供たちがここで学ぶんですよ。安全・安心な場を提供する町として、この耐火性についての考え方について、どう考えているのか確認したいと思います。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括堀江昌伸君)  教室の室内には不燃材でありますとか、難燃剤であるものを使用しております。耐火性で何が問題になるかといいますと、長時間燃えた際に建物が崩れるおそれが、鉄骨の構造物の場合はあるわけでございます。それにつきましては、避難経路を2か所設けまして、児童が速やかに避難できるように設計しております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)  軽量の鉄骨造りについては、鉄筋コンクリート造りと比較すると遮音性が悪いと言われる中で、床の、2階から下の床の音、これについても何ら工事がないんですよね。防振床のことを言ってるんですけどね、そういう下の、1階の教室に対する音の対策は、ないというのは、これ普通、遮音性を低くするべきかと思うんですが、そこら辺りの考え方についてお聞きしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  しばらくの間休憩します。                休憩 午前10時23分               …………………………………                再開 午前10時25分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括堀江昌伸君)  床の騒音対策につきましては、フローリングの下にもう一枚合板を貼っております。その下に鋼製のシステム床といいまして、空間を設けた床になっております。その下に土間コンクリートを施工しまして、遮音性能を確保しております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  藤田 博議員。 ○14番(藤田 博君)  先ほど奥田議員の質問の中で、軽量鉄骨造りというのは防火に弱いいう質問があったんですけども、この今、工事の概要を見てましても、防火設備いうのは一切何もないんですけども、どのような防火設備をされてるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  しばらくの間休憩します。                休憩 午前10時26分               …………………………………                再開 午前10時29分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括堀江昌伸君)  防火に対する対策でございますけども、従来の校舎と同様、消火器の設置と火災報知機を設置しまして、火災等に対する対策を取っております。  先ほども申し上げましたが、消防法の関係はクリアしておりますので、問題はないものと考えております。 ○議長(河野照代君)  藤田 博議員。 ○14番(藤田 博君)  私も消防法はあまり詳しくないんですけども、こういうような建物はスプリンクラーの取付けは義務づけられてないんでしょうか。それお聞きしておきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括堀江昌伸君)  私も詳しくは承知しておりませんが、一般的にスプリンクラーが必要な建物と申しますのは、不特定多数の人が入る、例えば、デパートでありますとかああいう大規模な建物とか、あと、お年寄りとか体の不自由な方が利用される建物に設置されることが多いのではないかと思います。 ○議長(河野照代君)  藤田 博議員。 ○14番(藤田 博君)  先ほど不特定多数と言われたんですけども、児童が入って、多数の児童が入るわけですね、そういう面でしたら必要じゃないかと思うんですけど、その辺は消防ときっちり話はできてるんでしょうか。その辺だけ確認しときます。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括堀江昌伸君)  もちろん消防の協議は済んでおります。学校も御存じのとおり避難訓練も毎年実施しておりますので、それについても問題ないと考えております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。
     松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)  3ページの平面図を見ますと、それぞれ廊下の中央に線が記載されていて、矢印が入ってるんですけども、これはどういう意味、右側通行を何かするように矢印してるのかなと思って。今までにこういうことの記載はあまりなかったので、特に何か意味が特別にあるのでしょうか。 ○議長(河野照代君)  山口 智理事。 ○理事(山口 智君)  こちらにつきましては、廊下の通行ということで真ん中に線を引きまして、矢印を明記するところでございます。また、現在使用している従来の校舎におきましても、同様に設置しております。明記しております。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)  さっきの防災、防火、そういうところからいったら、階段が両方2か所にありますので、そういう際の避難ということについては、こういうことでしてたらちょっとどうなんかなというのが、どういう指導、こっちのクラスはこっち側、こっちのクラスはこういうふうにいう形でされるとは思うんですけど、そういうことはどんなふうにお考えなんですか。 ○議長(河野照代君)  松岡議員、工事請負契約締結の件でありますので、また後ほどお尋ねいただければ。 ○2番(松岡光子君)  分かりました。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  松下嘉城議員。 ○8番(松下嘉城君)  参考資料2ページ、屋内運動場の南側には受電設備があるのですが、これは既設の設備であって、今回の増築工事については、この受電設備を使用するという理解でよろしいんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括堀江昌伸君)  受電設備につきましては、この設備を使用する予定でございます。 ○議長(河野照代君)  松下嘉城議員。 ○8番(松下嘉城君)  今回の増築工事、電気設備がかなり盛りだくさんあるんですけど、容量的には大丈夫なんですか。この受電設備の見直しは考えなかったのか、お伺いします。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括堀江昌伸君)  今回、受電設備につきましては、容量に余裕がございますので、対応可能でございます。空調設備につきましては、ガスの空調設備を導入いたしますので、電気は少量しか使用いたしませんので、対応可能でございます。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  3ページの平面図を見ますと、倉庫側のほうについてる階段については、これは外階段になってるのかなと思うんですけれども、これは2階部分までしっかりと屋根がついているという理解でいいのか確認いたします。 ○議長(河野照代君)  しばらくの間休憩します。                休憩 午前10時35分               …………………………………                再開 午前10時36分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括堀江昌伸君)  屋外の避難階段につきましても屋根は設置しております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第48号「工事請負契約締結の件」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第48号「工事請負契約締結の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                 (挙 手 全 員) ○議長(河野照代君)  挙手全員です。  したがって、議案第48号「工事請負契約締結の件」は、原案のとおり可決されました。 …………………………………………………… ◎日程第4 議案第49号 令和4年度播磨町一般会計補正予算(第6号) …………………………………………………… ○議長(河野照代君)  日程第4、議案第49号「令和4年度播磨町一般会計補正予算(第6号)」を議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第49号「令和4年度播磨町一般会計補正予算(第6号)」につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。  6ページ、7ページをお願いします。  3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、事業番号0001344物価高騰下において出産する母親への応援給付金事業につきましては、世界的な原材料価格の上昇や急速な円安など、様々な要因から物価上昇が続く中、本町独自の支援策として、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰下において出産する母親への応援給付金制度を創設し、本年1月1日から12月31日の間に出産される母親を対象として新生児1人につき10万円の給付を行います。10節需用費は、申請用紙や封筒などの消耗品費。11節役務費は、郵送料や振込手数料。18節負担金補助及び交付金791物価高騰下において出産する母親への応援給付金は、新生児300人を見込んだ母親への給付金です。  次に、4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、事業番号0000344水道事業会計補助事業の18節負担金補助及び交付金747水道事業会計補助金(新型コロナ対策分)につきましても、本町独自の支援策として臨時交付金を活用し、原油価格や物価高騰が続く中、経済的な影響を緩和するため、水道基本料金を6か月無料化することに伴う水道事業会計への補助金です。  次に、10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費、事業番号0000455小学校給食事業の18節負担金補助及び交付金743給食費特別支援補助金(新型コロナ対策分)は、コロナ禍や物価高騰などの影響により家計への圧迫が続く中、本町独自の支援策として臨時交付金を活用し、小学校における2学期の給食費を無料化し、保護者の経済的な負担を軽減するものでございます。同じくその下、792給食費特別支援補助金(物価高騰対応分)につきましても、給食における質と量が保てるよう、学年末まで食材等の価格高騰分を補填するものです。  8ページ、9ページをお願いします。  同じく、3項中学校費、1目学校管理費、事業番号0001121中学校給食事業の18節負担金補助及び交付金743給食費特別支援補助金(新型コロナ対策分)につきましても、小学校と同様に2学期の給食費を無料化し、保護者の経済的な負担軽減を図るものです。同じくその下、792給食費特別支援補助金(物価高騰対応分)も同様に、給食に係る質と量が保てるよう、学年末まで食材等の価格高騰分を補填するものです。  次に、歳入について御説明申し上げます。  4ページ、5ページをお願いします。  19款繰入金、1項基金繰入金、1目1節001財政調整基金繰入金の増は、今回の補正に伴う財源調整でございます。  次に、議案書2ページをお願いします。  第1表、歳入歳出予算補正であります。  補正前の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億3,809万円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ125億7,489万4,000円にしようとするものであります。  以上で、提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(河野照代君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)  事項別明細書7ページの事業番号0000344水道事業会計補助事業の18節負担金補助及び交付金747水道事業会計補助金(新型コロナ対策分)でお伺いいたします。  水道は、播磨町内約1万5,000世帯全ての方が使ういうことで、全ての方に恩恵が受けれるということで、これは大変いいことだと思うんですが、半年間ということで、何月から何月までというのは御説明はなかったんですけども、来年度4月から基本料金も約1.5倍、家庭用の基本料金、主に家庭用で使われている20ミリ以下の口径の基本料金は1.62倍になるわけですね。そうしますと、この半年間、基本料金が無料になっても、それが終わるとぐっと値上げが待っているということになるんですけど、その辺の見解といいますか、お考えを簡単にお伺いできたらなと思うんですけど、よろしくお願いします。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)  まず6か月ということなんですけど、今回、可決いただきましたら、7月検針分で8月に確定を打ちます。ですので、調定といったらおかしいんですけど、確定を打つ8、9、10、11、12、1月までの部分の6か月間を減免しようと考えております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)  見解についてはお伺いできてない、答弁いただけなかったんですけども、半年間、助かると思うんですけども、その終わった後に、元の基本料金、家庭用でしたら880円に戻るというならまだいいですけども、その2か月後に1.62倍という値上げが待ってるということなんですよね。例えば、年度が違うと思うんですけども、値上げ時に値上げの激変緩和措置として、こういった対策をするという考えも一つの考えかなと思うんですけども、その辺はどうなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)  今回はコロナ禍における原油価格、物価高騰ということについて緊急に対応しないといけないいうことで、国も臨時交付金を交付されました。播磨町としても、今現在の物価高騰に対する対応を早くしないといけないというところで、今回、提案させていただいております。6か月という期間限定ではありますが、今のそのものに対しての対応ということで考えております。  また、その水道料金の金額の改定ですけども、今後も水道事業を維持していく上で、水道管の更新工事であったり、かなりの投資を続けていかないといけないということもありますので、答申をいただいて、今後はまた議会に上程させていただきますが、あくまでも今回の減免につきましては、今の物価高騰に対する措置を迅速に行うというところで考えておりますので御理解のほどお願いします。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)  今回のこの措置に関しては特別に、皆さん、町内全体の世帯の方に行き届くということで、何も別に私も賛成なんですけども、その後のことは、またせっかく基本料金を6か月間でも無料にして、その後、経済がよくなればいいんでしょうけど、その時々でそうではないかもしれないわけですね。そういったときに、今補正予算ですので、詳しい見解は無理だと思うんですけど、そういった将来的なこと的に、町民の皆さんの生活とかいうことも心に留めて検討していただけたらなとは思うんですけども、応えられる範囲で結構ですのでお願いいたします。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)  あくまでも今現在の対応ということで補正予算を上程させていただいております。今後のコロナ禍、あるいは物価高騰がどうなっていくのかいうのは、また様子を見ないと分かりませんし、また国でも施策があるかも分かりません。そういったところにつきましては、今の時点ではお答えはしかねるところであります。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  今回の補正予算全てなんですけども、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業ということで理解してます。この交付金をもらうには7月末までに実施計画を出さなければならないということで、このタイミングの上程だと理解してるんですけども、多くの議会では6月の定例会のタイミングでこの補正予算が審議されてるんですけども、播磨町においてはこの臨時会というタイミングになったのがなぜなのか確認いたします。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)  新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の対応につきましては、まず5月の末の庁議で議論しまして、また、各グループに対しても、今回の今の事態に対してどういう事業が考えられるかということの照会をしております。そして、最終的に6月15日の庁議で事業の最終的な方向を決めたわけなんですけども、議会の6月の日程には間に合わなかったいうところで、一番近い7月臨時会も予定されてましたので、そこで上程させていただいております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  これ、事業を決めるに当たっては、国からどれぐらいのお金が下りてくるであろうかというところがまず把握する必要があるんだろうなということは理解できるんですけども、国の予算が決まったのが4月末ぐらいだと私は認識してます。そうすると、もう少し早いタイミングで6月議会上程を考えながら、播磨町としてもスケジュールを立てながら、各事業の選定等を行えたんじゃないのかなと思うんですけども、改めて確認いたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  今回、議会の初日が5月30日ということで、通例でございましたら6月入っての第一火曜日でございます。その日ぐらいであれば調整も、内容的には可能であったかもしれないんですけど、ただ、その議会に上程するに当たっては、補正予算もそうなんですけども、ほぼそれの一月ぐらい前に内容も精査し、内容を提案する項目も協議を行います。その中で、今、県からそういう計画書の提出いうことで依頼がありました中で、今の段階の中で計画している部分については即座に上げれるんですけど、今の新規の事業については、内部で改めて検討する必要もありまして、そうしている中でありましたら、なかなか初日の5月30日に上程するのは難しくございまして、臨時会となってしまった所存でございます。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)  その話の中で、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で賄うとおっしゃってた、御発言のあったPayPayの商工業振興事業5,000万円分の超過分2,300万円分が、何で今回の補正予算として上程されていないのか、ここら辺をお伺いいたします。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  キャッシュレス決済還元キャンペーン委託料(新型コロナ対策分)の追加分については、まだ確定していないから上げれないところでございます。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)  確定してないではありますが、厚生教育常任委員協議会の資料で確定分で出てきてるとは思うんですが、予算外で、5,000万円超過分でありますので、予算外で新たな義務を負担する行為であるならば、当然、議会の議決を速やかに求めるべきだと思うんですけれども、ここら辺はどういったお考えでしょうか。
    ○議長(河野照代君)  この質問は議案外になりますが、議会運営委員会に出席できない無所属議員であり、本来、委員会で確認すべき案件でありますので、特に認めます。できる範囲で答弁お願いします。  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  先ほども申しましたけども、まだ確定していない、今でもまだ確定してない状況でありますので、上げれないいうところでございます。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)  確定してない部分を、今回の厚生教育常任委員協議会で見込額として出してくるというのはどうかなと思うんですが、もう一つ、超過するのは間違いないということは言われてます。5,000万円分を超過し、予算外の義務を負担する行為は、議会の議決を欠く行為というのは、無権限の行為になってきて、無効となるんですよね。無権限の行為ではないというんであれば、重大な手続的瑕疵というところで、これもまた無効になってくると。となると、補正予算を出すと言われてるんですが、この分に関しては、予備費で賄うのが一番なじむんじゃないかなと思うんですけれど、そこら辺、予備費を使わない理由、補正予算を出してくると書いてあるんですけど、これは、今回上程されないのは、まだ確定してないからと言われてるんですが、補正予算ではなじまない、予備費を使うことがなじんでくるのかなと思うんですけど、そこら辺どういった考えで補正予算を今回の場合じゃないですけど、予備費を使うべきだと私は思います。議決を必要としない予備費、そこら辺の考えをお伺いいたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  予備費ということになりますと、緊急を要するような場合、そういったものに対して、災害等が起こったときとか、そういったものに対しては急に支出する必要があるというようなことでそれを支出するというようなものに対しては、災害以外もありますけども、それに充てるということが今までも通常でやっております。  ただ、後、それ以外でもしおっしゃるんであれば、今のそういうものに対しては専決処分という方法もありますが、それについては町の専決よりも補正議案に上程し、御協議をいただいて議決をいただくということのほうが、当然、そういう必要もあろうかというようなことで考えております。  PayPayの分につきましても、担当、請求とか云々とか、まだこれから来るような状況で、今日、内容については概要についての説明をされるというようなことでございますので、実際の額が確定しないと、こちらもそれに対しての負担ということがなかなかできないというようなこともありまして、担当ではそういうふうに考えているというようなところでございます。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)  事項別明細書7ページの事業番号0001344物価高騰下において出産する母親への応援給付金事業について伺います。  出産されるお母さんへの応援給付ということで、コロナ禍で大変だということで給付を提案されてるようでございますけれども、こちらについてもう少し詳しく御説明をいただきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)  こちらにつきましては、令和4年1月1日から令和4年12月31日までの間に生まれた新生児を抱える世帯に対して、新生児1人につき10万円を支給するという制度でございます。これまで名前は違うんですけども、コロナ禍における母親応援給付金ということをさせていただいておりました。こちらの対象者が、令和3年12月末で終わっております。その引き続きという形で、今回、物価高騰下において出産する母親応援給付金という事業を提案させていただいております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)  こちらは播磨町内に在住で、その辺りもお聞きしたかったんですけども、出生届が出ますよね、出生届、大体2、3日後とか、その辺りで出ると思うんですけど、それを出てから申請をしての給付という形でよろしいんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)  そのとおりでございます。播磨町にお住まいで出生届が出てきまして、その御家族と一緒に、同一世帯で播磨町でお住まいの方。申請の段階でさらに引き続き播磨町に住民票がある方について申請していただける形になっております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)  1月1日から出生届が出てて、今までいただいてない方は何人ぐらい、3,000万円の予算のことでお聞きしたいんですけれども、何人いらっしゃって、これから母子手帳を渡された方がプラスアルファ、あとこれからの方も含めての人数的な計算でされたのかと思うんですけれども、その辺のところをお聞きします。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)  実際に令和4年1月1日から今日までの方については、すみません、今手元にないんですけれども、予算を立てる段階で、令和3年4月から12月までの9か月間の出生人数が189名ございました。これは9か月間で189名ですので、平均しますと21名月当たりになります。今回、1月1日から12月末までの1年間、12か月間ですので、余裕を持ちまして25名掛ける12か月の300名の予算を措置させていただいております。 ○議長(河野照代君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)  計算では大体分かるんですけれども、この1月1日から今までの分の人数的な人は、その中にちゃんとした数字を入れられての計算でよろしいんでしょうか。今手持ちにないだけで、出ているんですね。人数的なものは。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)  それを含めて計算させていただいております。 ○議長(河野照代君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)  出生届を出された方たちは今から送られると思うんですけども、それと同時に母子手帳を取りに来られた方へのお知らせなり、そこら辺の皆さんにお知らせする背景というか、そこら辺を少し詳しくお聞きします。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)  こちらの対象者の方に対しましては、今日、補正の御審議いただいて、可決いただいた後に作業を進めさせていただくんですけれども、まず、1月1日から6月末までの対象の方につきましては、今月7月20日頃に御案内を送らせていただく予定にしております。なぜ20日頃かといいますと、ちょうど出生届、生まれて2週間の間に出していただくという形になりますので、播磨町外で出される方もいらっしゃいますので、タイムラグも見て、20日頃にピックアップしまして、対象者に送らせていただくという形にしております。翌月以降は、毎月そのタイミングで前月に生まれた方に対して御案内を送らせていただく形を考えております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  松下嘉城議員。 ○8番(松下嘉城君)  先ほど支給条件は藤原理事から説明あったんですが、支給条件の中で、特別な事情がある場合はこの限りではないというのがうたわれてるんですけど、その特別な理由というのは何なんですか。教えてください。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)  多分松下議員は、前のコロナ禍の分で見ていただいてると思うんですけど、今回も同じように考えておるんですけれども、この応援給付金は、物価高騰下において出産する母親への応援給付金ということで、受給権者が、支給対象者である新生児のお母さん、母親になっております。ただ、こんなケースがあったらあれなんですけど、例えば、出産された後に、お母さんの状態が悪くなって、こんなことあったらあかんのですけども、亡くなられるケースもなきにしもあらずということで、こういう書き方をさせていただいております。 ○議長(河野照代君)  松下嘉城議員。 ○8番(松下嘉城君)  はっきり分からなかったんですけど、お母さんが出産して亡くなるいうたら、新生児の方が死産ということがあれば、これ支給対象外という理解でよろしいんですか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)  まず先ほどの、お母さん亡くなられた場合でも、お子さんがそのままお元気で出生届を出された場合は対象になっております。ただ、支給対象者、この事業の対象者が母親ですので、特別の場合ということで、その場合はお父さん、父親が申請者になり得るということで書かせていただいております。  それと、今言われました死産、死産の場合につきましては、残念ながら死産の場合は、出生届を出すことができません。ですので、対象にはなってきません。 ○議長(河野照代君)  松下嘉城議員。 ○8番(松下嘉城君)  前回も実施した経緯があって、延長しましたね、前回も延長した経緯があるんですが、今回も300名の新生児の出生で予算取ってるんですけど、もし出生数が少なかった場合は、また期間を延長するいう場合も考えてるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)  今回、御提案させていただいた内容は、1月1日から12月末までということで考えております。ということですので、今のところそれで終わる予定で考えております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  この事業については、先ほど藤原理事から話があったように、昨年12月31日までに生まれた新生児の方を対象にした、コロナ禍において出産する母親への応援給付金と同じようなものだと理解しております。町のホームページでそちらの事業の概要を見ますと、申請の流れとして、出生日の翌月20日頃に申請書が送付される。それに必要なことを書いて、必要な種類を添付して提出すると、その翌月の24日前後に支給されるという流れになってると理解してます。そういうても10日前後ぐらいに申請があったものはその月に支給されてるようではあるんですけども、そうすると支給までに2月ぐらいかかってくるのかなと感じます。  そもそもこの出生届を出すタイミングで申請を済ませておけば、もっと事務的にも郵送等の手続も必要ないですし、スムーズに支給まで運べるのじゃないのかなと思うんですけども、なぜこれわざわざ後から郵送しなければならないのか、確認いたします。もちろんそれが必要な方にはそういう御希望に沿って対応すればいいと思うんですけども。 ○議長(河野照代君)  沖崎充世福祉統括。 ○福祉統括(沖崎充世君)  ホームページにも掲載はさせていただいてるんですけれども、申請書とともに新生児のお母様の本人確認書類、免許証とかの写しであるとか、口座振込をするために通帳とかキャッシュカード、口座番号が確認できる書類を出していただく、添付していただく必要がございますので、出生届の際、ほとんどお母様自身が届出に来られることというのはまれでして、出産後の体調のことを考えられてお父様からの届出が窓口でも多い状況もございますので、郵送で、後日とはなりますけれども、申請書を送らせていただいてる方式を採らせていただいてます。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  例えば、出産に関するような手続としては、他に児童手当であったりとか、乳幼児医療助成の申請なんかも、それはそれぞれ御家庭の事情もあるでしょうけども、出生届と一緒にされる方もいれば、別にされる方もいらっしゃると思います。そういった中で、そういった手続するときにも、先ほど説明があったような口座の確認であったりとかということが必要なわけで、そのタイミングで済ませれる人はそのタイミングで済ましてもらったらいいんじゃないんですか。他の書類もそこで提出しようと思ってらっしゃる方については。それ以外で、いやそんなことがあるとは知らなかったから、後で郵送してくださいねとか、そういう御希望があるんであれば、それは郵送で対応すればいいと思うんです。ただ、同じタイミングでできる手続でも、また別にコピーを取らなければいけないとかね、いろいろある中で1回で手続済むんであれば、一度のときに済ませてあげれるようなやり方ということを、それぞれ担当グループ違うことではあるんですけども、考えられるんじゃないかと思うんですけども、いかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  沖崎充世福祉統括。 ○福祉統括(沖崎充世君)  住民グループと協議が要るかと思うんですけれども、この制度の案内のチラシは、出生届の受理の際に配布していただくような御協力をお願いしていきたいというところは、検討させていただきます。ただ、福祉グループに窓口に来られるときの児童手当の請求手続なんかも、ほとんどの方が夫の、父親側という方が所得が高いほうというところになるので、多いという現状がございますので、もしさせてもらうとしたら、戸籍受付のときにこういう案内をまた送らせていただきますと周知をさせていただくというところで、まずは取り組みたいと思います。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  郵送で済む書類なんですから、必ずしも窓口で対応するかといって、お母さん御本人がその書類を書かなければいけないということでもないのかなと思いますし、こういった制度があるということについては、必ずしも出生届を出すまででも福祉グループとしては案内するタイミングというのがあるのかなとも思うんで、先ほど藤原理事もこういうことがあったら嫌だというふうにはおっしゃってたんですけども、申請までにタイムラグがあって、その間にもしお子さんが亡くなってしまったら、その方って支給対象から外れてしまうんですよね。今のやり方ですと。そうすれば、支給の申請が早ければ、そういったことで支給を受けれない方も減らせるわけですから、別に全部が全部郵送があかんと言ってるんじゃないですよ。ただ、1回の窓口のやり取りで済むんであれば、それは積極的に済ますように取り組むべきだと思うんですけども、改めて答弁求めます。 ○議長(河野照代君)  沖崎充世福祉統括。 ○福祉統括(沖崎充世君)  今後、福祉グループの職員の児童手当の担当者が主になるかと思うんですけれども、そこで受付する際に、戸籍チームで仮にチラシを受け取っておられる状態で来られると思うんですけれども、もし本人確認書類とか通帳とか、必要な書類がお手元にお持ちでしたら手続できますので、その関係は案内させていただくように改善していきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)  この物価高騰下において出産する母親への応援給付金事業については、いい事業だとこう思ってるところですが、令和4年度の事業としては、基本的には4月1日から令和5年3月31日までの事業かなとこう思う中で、今回の対象者については、令和4年1月1日から12月31日になってますね。この1月から12月31日になった、この理由というのは、一つお聞きしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)  先ほども述べさせていただきましたけれども、以前からやっております、コロナ禍において出産する母親への応援給付金事業ということでこれまでもやらせていただいていました。それが、令和3年12月末生まれの方で事業としては終わっております。今回、名前を変えさせていただいて、物価高騰下において出産する母親への応援給付金事業ということでさせていただくんですけれども、ちょうど切れ目なく、12月末で切れてますので1月1日からの方を対象に1年間、生まれた方を対象に事業を創設させていただいております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)  切れ目なく事業継続というような答弁をいただいたんですね。じゃあね、4年、5年とこの年度についての町としての考え方は1月から12月なんですか。4月から3月いっぱいと違うんですか。年度についての考え方について確認したいと思います。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)  奥田議員のおっしゃるとおり年度は4月から3月でございますけれども、こういった事業ごとに対象者を考えるに当たって、4月3月ではない場合も事業としては考えられますので、今回のこの事業につきましては、1月1日から12月31日の出生されるお子さんを対象に事業を考えております。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)  今回のこの物価高騰という今の現状に対して、どう支援していくかという事業になっております。1月に出生されて、今もいろんな物価が上がって、子育て等に御苦労されてると思いますので、1月から12月の、今の物価高騰に対応した事業として期間も設定させていただいております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)  じゃあね、このまま物価高騰が続くということは、こういう支援事業を来年も継続する、そういう確認でよろしいんですかね。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)  今、急激な物価高騰いうことで、国も臨時交付金を出されて、各行政も取り組んでおります。この状態がいつまで続くのかというのもはっきり分かりませんし、また、その状況によって国の支援があるのか、そういうのを総合的に判断しながら、また事業の決定はされていくものと思っております。今の段階では来年度のことについてはお答えはしかねます。 ○議長(河野照代君)  しばらくの間休憩します。                休憩 午前11時18分               …………………………………                再開 午前11時30分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  他に質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第49号「令和4年度播磨町一般会計補正予算(第6号)」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第49号「令和4年度播磨町一般会計補正予算(第6号)」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                 (挙 手 全 員) ○議長(河野照代君)  挙手全員です。  したがって、議案第49号「令和4年度播磨町一般会計補正予算(第6号)」は、原案のとおり可決されました。 …………………………………………………… ◎日程第5 議案第50号 令和4年度播磨町水道事業会計補正予算(第1号) ……………………………………………………
    ○議長(河野照代君)  日程第5、議案第50号「令和4年度播磨町水道事業会計補正予算(第1号)」を議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第50号「令和4年度播磨町水道事業会計補正予算(第1号)」について、提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正は、円安に伴う社会情勢など、原油価格、物価の高騰により、住民生活や企業活動に多大な影響が生じていることから、負担の軽減を図るため一般会計から補助を行い、水道料金の基本料金を減免するもので、予算第3条の収益的収入及び支出の増減を行うものです。  議案書3ページをお願いします。  第2条は、予算第3条に定めました収益的収入の既決予定額を51万4,000円増額し、補正後の合計額を6億6,216万3,000円とし、収益的支出の既決予定額を51万4,000円増額し、補正後の合計額を6億1,435万5,000円にしようとするものです。  次に、別冊で配付しております令和4年度播磨町水道事業会計予算実施計画を御覧ください。  1ページは、収益的収入及び支出の増減額の内訳を目ごとに示しております。  次の2ページは、実施計画説明書となっており、収益的収入及び支出の補正予定額の節ごとの内訳を示しております。  それでは、2ページの実施計画説明書で説明します。  収益的収入、1款水道事業収益、1項営業収益、1目給水収益、1節水道料金の減は、基本料金について6か月分減免を行うことによるものです。  次に、2項営業外収益、3目1節他会計補助金の増は、地方公営企業法第13条の3の規定により一般会計からの補助を受けるもので、基本料金減免により水道事業会計の負担が見込まれる額を計上しております。補助については、独立採算を原則とする企業会計における経費負担の原則の例外となるもので、企業外の要因により企業会計において所要の経費を賄うことが困難であることから、一般会計からの繰入れを行うものです。  次に、収益的支出、1款水道事業費用、1項営業費用、4目業務費、13節印刷製本費の増は、減免制度をお知らせするためのチラシを作成するために要する費用です。14節通信運搬費の増は、企業等に減免後の額を通知するために要する郵送料です。15節委託料の増は、減免制度をお知らせするためのチラシを投函するために要する費用です。  以上で、提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(河野照代君)  提案理由の説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  宮宅 良副議長。 ○3番(宮宅 良君)  一つ確認をしたいんですけども、3条予算のPLの部分で、営業赤字になって経常黒字になってしまうのかなと、これを見ると思うんですけど、その辺はいかがなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原崇雄上下水道統括。 ○上下水道統括(藤原崇雄君)  給水収益につきましては、営業収益になりますので、その減額は営業収益の減につながります。一方で、今回、減額する分について要した費用を一般会計から繰入れするということで、こちらは営業外の収益になりますので、営業収益は減になりますけども、損益全体から見ますと、水道事業会計については影響がないということで問題はないと考えております。 ○議長(河野照代君)  宮宅 良副議長。 ○3番(宮宅 良君)  先ほど言ったように、営業は赤字になるけども、経常で黒字になるので、純利的には変わらないということだと理解してます。ただその水道事業の経営状況を判断するに当たり、こういう部分で営業赤字になると、全体としての収益は変わらないですけども、経常の部分と営業の部分で比較対象を比較していくときに、少し注意しなければ、数字を見誤るということで、ここの部分については、以前もされてますけども、しっかりと今後水道事業における営業の部分の分析については、しっかりそこは加味しながらやるべきことかなと思うんですけど、その辺のお考えはいかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原崇雄上下水道統括。 ○上下水道統括(藤原崇雄君)  地方公営企業法の施行規則が、令和3年度決算から改正になっておりまして、その中で、業務指標を、説明を入れろということになっております。その中で、過去からの比較とかいうのも出てくるんですけども、令和2年度、同じような減免をしておるんですけども、そこに出てきた影響とか、補足の説明を入れるなりして、分析を見誤らないように、また、決算書の中でもできるだけ分かりやすいように表示は努めたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第50号「令和4年度播磨町水道事業会計補正予算(第1号)」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第50号「令和4年度播磨町水道事業会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                 (挙 手 全 員) ○議長(河野照代君)  挙手全員です。  したがって、議案第50号「令和4年度播磨町水道事業会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決されました。 …………………………………………………… ◎日程第6 発議第3号 清水ひろ子町長に対する問責決議 …………………………………………………… ○議長(河野照代君)  日程第6、発議第3号「清水ひろ子町長に対する問責決議」を議題とします。  提出者の趣旨説明を求めます。  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  ただいま議題となりました、発議第3号「清水ひろ子町長に対する問責決議」につきまして、趣旨説明を御説明申し上げます。  なお、各位のお手元に配付いたしました決議を朗読し、提案趣旨の説明に代えさせていただきます。  清水ひろ子町長に対する問責決議。  清水ひろ子町長は、令和4年4月臨時会においてキャッシュレス決済還元キャンペーン委託料(新型コロナ対策分)5,000万円の一般会計補正予算を議会が可決後、同年6月臨時会において、事業費の大幅な不足によりキャッシュレス決済還元キャンペーン委託料(新型コロナ対策分)8,000万円の一般会計補正予算を議会に上程し、否決されたことを受け、同年6月17日に町長メッセージとして播磨町LINE公式アカウントを利用した。  6月臨時会において否決された議案に対し、実名で構成議員を記載し、(前略)6名(6名の実名)の議員さんには賛成をいただきましたが、その他7名の議員の反対により否決されました。(後略)このメッセージは町長が発する表現としてはあまりにも不適切である。今までにない私的なメッセージを播磨町LNE公式アカウントを利用して行ったことは、断じて容認できない。  よって、播磨町議会は、議会軽視、公式アカウントの不正利用、町民への背信行為に対し、猛省を促すとともに、その責任を強く問うものであります。  以上、決議する。  令和4年7月7日。兵庫県播磨町議会。  議員各位におかれましても、この決議案の趣旨に御賛同くださいまして、速やかに御決定くださいますようお願いいたします。  以上です。 ○議長(河野照代君)  趣旨説明は終わりました。  奥田俊則議員、自席にお戻りください。  ここで、清水ひろ子町長から発言の申出がありますので、これを許可します。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  奥田、香田両議員より提出されました、町長に対する問責決議案に対して、発言の申出をさせていただきました。  当該書面の内容には、議会軽視、公式アカウント不正利用、町民への背信行為など、事実とは全く異なる内容が書き込まれており、強い疑念を感じるとともに、その意図するところが到底理解できないところであります。本職の名誉を著しく侵害するものであると考え、発言をさせていただきます。  そもそも提出者が問題とされております町長メッセージを発信いたしましたのは、6月17日金曜日、午後2時でございます。共通理解するために、改めてその内容について原文のまま読ませていただきます。  町長メッセージ。コロナ禍における消費低迷や海外情勢の悪化に伴う物価上昇で落ち込んだ消費を喚起し、住民生活や町内店舗を支援するために、6月1日よりPayPay株式会社と連携し、実施しておりました、第3弾がんばれ播磨町!対象のお店で最大20%戻ってくるキャンペーンにつきましては、大手スーパーやドラッグストアを含めた町内事業者が参加する中で、開始直後から大変好調な滑り出しとなりました。若者から高齢者まで多くの方々が御利用いただいております。そうした状況において、当初予定していた予算を上回ることが確実となったため、6月13日に臨時議会を開催し、予算の増額、国の臨時交付金を視野に議案を上程いたしましたところ、6名、宮宅、大瀧、木村、松下、岡田、藤原の議員さんには賛成をいただきましたが、その他7名の議員の反対により否決されました。生活支援、商業支援となることを願って商工会からの要請も受けてのキャンペーンでございましたので、大変残念ではございますが、議会の否決により続行することがかなわなくなりました。その後、PayPay株式会社側と協議、交渉を重ねた結果、6月19日をもって終了とさせていただくこととなりました。大変申し訳ございませんが、何とぞ御了承いただきますようお願い申し上げます。  これが全文でございます。これにつきましては、近日中に不足が見込まれるキャンペーンの予算を6月13日月曜日の6月臨時会で提案いたしましたが否決され、即座に予算超過を抑制するため、PayPay株式会社側とキャンペーン中止の交渉に入っております。通常、中止については2週間程度の期間を要するところですが、少しでも早くということで交渉を重ねた結果、最短として6月19日日曜日での中止であれば、事務手続的にも可能ということになりました。中止の告知については、告知を行うと駆け込み需要が多くなり、予算超過が大きくなることも懸念されたため、その可否について、庁内での検討も重ねましたが、PayPay株式会社側においてキャンペーンの中止の告知を全国に、6月17日金曜日、午後2時に行うとのことから、本町においても、この日時に合わせ、播磨町LINE公式アカウントを利用し、町民の皆様にも直接キャンペーン中止のお知らせを発信したものであります。  また、告知については、播磨町LINE公式アカウントだけでなく、広く住民の皆さんへ告知できるよう、本町のホームページ内の町長からのメッセージやホームページのPayPayキャンペーンのコンテンツにも中止の内容を掲載しております。  告知については、住民の皆さんに対し、単にキャンペーンは19日で中止ですとお伝えするだけでは、あまりにも唐突であり、行政側の説明責任を果たしたとは言えません。当然、中止をするに当たっては、その原因や理由、また中止に至った経緯などの事実も合わせてお伝えしなければ、住民の皆さんに御理解いただけるものではありません。  行政としては、そういうことも合わせて、そのいきさつをお伝えする義務があります。播磨町の本会議においては、現時点もそうですが、全世界にライブ中継されております。本会議は秘密会ではなく、全て公開されております。後からでもオンデマンドでいつでもそのときの様子を見ることができます。住民は、議会での出来事、議事進行、議決内容、それら全てを知る権利があります。  また、住民から付託を受けて議会議員として議席を得た議員は、有権者である住民に対して、それぞれの意見、考え等を報告する義務があります。議会広報公聴常任委員会が編集されている議会だよりにおいても、毎回、賛成者、反対者を明記されています。当然、議会だよりは公式のものであります。そこでの掲載は是とし、当局側からお知らせすることは否定されるということなのでしょうか。住民の方々は、議会での採決等については、議会だよりでしか知るすべはないのでしょうか。議会は議員だけで成り立つものではなく、理事者側も同席して成立するものです。双方からその結果について、住民の方々にお知らせるすることは何ら問題なく、むしろ、場合によっては必要なことだと認識しております。  今回の議案は、当然、それに該当するものであったと認識しております。議員には、それぞれの議案に対して、賛成、反対の意思表示をし、また、その理由を述べる質疑、討論の場が確保されております。議員各位も確信を持って毎回の議決に真摯に向き合い、賛成、反対されていると思っております。今回の件も、不本意な反対であったり、何か他の意図があっての反対ではなく、責任を持っての意思表示であったと信じておりましたので、なぜ議決内容を住民の方々にないしょにしておかなくてはならないのか。むしろ理解に苦しむところでございます。議決内容を公開せず、秘めておくほうが、むしろ住民に対しての背信行為だと強く憤りを感じずにはいられません。町長メッセージは、事実のみを住民の方々にお知らせしております。  今回、多くの利用者や町内事業者、PayPay株式会社に対して、多大なる御迷惑をおかけすることから、議決結果をタイムリーにお知らせする必要性がありました。町長メッセージの発信日、発信時刻は、担当が協議を重ね、PayPay株式会社側と合意したマスコミや参加事業者、町ホームページ等への情報提供の解禁日時であります。  その中で、提出者は6名の賛成された議員の方々の実名を上げたことや、7名の議員の反対により否決というメッセージに対し、町長が発する表現としてはあまりにも不適切であるとのことですが、議会の内容については、先ほどから申し上げておりますとおり、議会中継においてライブで配信されております。また、議会が発行している議会だよりにおいても、賛否の分かれた議案という書面において、賛成者、反対者は明示されており、不適切と言われる意図が分かりません。公表されている事実を表記することが不適切だと、どのような根拠に基づいて言われているのか、全く理解できないものです。  地方自治法第115条では、議会の会議は、これを公開すると規定し、議事公開の原則を明らかにしています。また、議員必携によれば、議事の公開は議会が住民の代表機関であることからして、住民の意志がいかに議会に反映しているかを広く住民に知らせるとともに、議会を監視させて、常に議会の運営が公正に行われるようにすることを目的とするものとしています。  この補正予算の議案の賛否について、当然、議会だよりにも実名で掲載されるものであり、地方自治法の趣旨からも、議案への賛成者の実名を掲載することは全く問題ないものと考えております。  私は、住民の負託に応える開かれた播磨町議会、積極的に情報を発信する播磨町であることを願っており、有権者である住民の知る権利、住民から付託された議会の報告義務が行使されることなく、閉ざされた播磨町議会となることを大いに危惧するものでございます。  また、今までにない私的なメッセージをLINE公式アカウントを利用して行ったことは、断じて容認できないと言われておりますが、メッセージについては、これまでにも新型コロナウイルス関連だけでなく、住民への給付金、18歳までの医療費無料化、各種イベントの開催、ウクライナ支援など、その時々に応じてタイムリーにお知らせしてきております。今回、キャンペーンの途中中止の内容をお知らせするメッセージのどこが私的なメッセージなのか、理解に苦しむところでございます。  他にも議会軽視、町民への背信行為というお言葉がありますが、これにつきましても、どのような事実に基づいた根拠からおっしゃっているのか、全く思い当たる節もございません。  まだまだ申し上げたいことはございますが、このたび指摘されております内容についての真実を、現在並びに後世の住民の方々にもお伝えしておきたいという思いで申し述べさせていただきました。皆様には、この事実を改めて御認識いただき、良識を持った御判断により、播磨町議会の正義が示されることを御期待申し上げ、私の発言を終わります。  以上でございます。 ○議長(河野照代君)  拍手はやめてください。静粛にしてください。  これより質疑に入りますので、奥田俊則議員、登壇ください。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)  私は、今回この清水ひろ子町長に対する問責決議提案理由に対してですけれども、住民から質問がありましたので、これを奥田議員、提出者に質問させていただきます。  まず、住民からは、町民への背信行為ということに関して、背信行為というのはどのようなことをいうのかということで、まず聞かれたんですけど、その辺りいかがですか。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  議会でね、決まったこと、これは今回はPayPayの商工業振興事業については否決したんですよ。これが町の最終的な決定なんですよ。その決定を基に町長は町の仕事を進める。実際に実施しなければならないんですよ。じゃあこの中で、町長メッセージ見ていただきたいと思います。  6月13日の臨時議会を開催し、予算の増額議案を上程しましたところ、6名の議員さんには賛成をいただきましたが、その他7名の議員の反対によって否決されましたと。違うでしょう、清水町長がメッセージするのであれば、今回のPayPayの商工業振興事業については、賛成者少数によって否決されました。そういうメッセージを発信するのが町長と違うんですか。議員を賛成議員とか反対議員とか、さんづけ、片っ方では、ただ議員。これが、賛成議員は善で、反対したもんは悪やと、そういうような住民に取り方されるんですよ。これが本来議会で決まったことを執行する、それが町長の任務だと、私はこう思っております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)  それでは、背信行為ということで、見たんですけれども、背信行為は約束を裏切ったり、義務を果たさなかったりする、また、審議に背くような行為をして、相手の信用、信頼を失わせる行為のことを指す言葉であるということで理解したんですけれども、この町民への背信行為に対しいう、この町民への背信行為の、私は理解に苦しんでるわけでお聞きしてるんですけども、その辺りもう一度、町民への背信行為というところ、御説明いただけますか。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町民への町長からのメッセージというのは、多くの住民が注目して見ると思うんですよ。町民に対する正確な情報を伝えなければならないんです。じゃあ、今回のPayPayの商工業振興事業については、何度も言いますが、賛成少数によって否決されましたと、そういう簡単な文章でいいんですよ。議員間に問題を起こすような、亀裂を起こすようなこのメッセージですよ。だから、背信行為といってるんですよ。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)  私も町民への背信行為に対しというところが、町民に背信行為というのは、どの部分を指しているのかなと思いながら、表現不足とも思い、質問をさせていただいたわけですけれども、それでは、住民に、先ほどおっしゃられました不正確な情報を流したということで今おっしゃったような感じを受け取ったんですけど、正確ではなかったと断言できる文章だったんでしょうか。
    ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  不正確な情報ではなかった。私は言いましたように、PayPayの今回の事業については、当局が予算追加を提案しました。しかし、賛成少数によって否決されました。その文章をすっと流したら何も問題ないんですよ。ここに清水町長の私的な思い込みがあるから、私はこれ不正確な情報ではないと、こういう見解でこういうような問責決議を提出したものであります。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  宮宅 良副議長。 ○3番(宮宅 良君)  今の御答弁の中で、不正確ではないというような趣旨かなと思うんですけど、最初の答弁のときに、正確な情報を流すべきだという御発言の中で、次には簡単な説明というような趣旨でもあったのかなと思うんですけど、全くもって論理破綻してるなと僕は感じるんです。全くその、それは奥田議員の主観であって、正確かどうかの内容を見ると、僕はどこも間違ってはないと思うんですね。気に入る気に入らないはあると思います。奥田議員が気に入らないとかいうのはあるとは思うんですけども、不正確というのは少し違うのかなと思うんですね。もう一度、その不正確であるというポイント、ここが不正確、間違っていますというところを御説明お願いします。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  宮宅副議長も議員だと思うんですよ。議会で決まったことは、何度も言いますけどね、町の最終的な決定なんですね。最終的な決定したことを執行するのが町の仕事で、実際に実施するんですね。じゃあ、町長メッセージ、見てくださいよ。賛成議員については、さんづけですよ。議員さんの賛成をいただきました。その他7名の議員の反対ですよ。これね、公正公平であるべき町長は、議員の分断をさせとるんですよ。これが正確な情報と違うでしょう。これが私の思いなんですけど、そういうことを言ってるんですよ。 ○議長(河野照代君)  宮宅 良副議長。 ○3番(宮宅 良君)  私の質疑の仕方も悪いのかなと思うんですけれども、奥田議員の主観を聞いてるのではなくて、不正確と発言されたことについて、どこが事実と反するのか、僕が感じるのは、6名が賛成、7名が反対、これも合ってます。中止になったことも合ってます。何が不正確なんですか。もう一度お願いします。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  何度も言いますけどね、議会で決まったことが基本的には町の最終的な決定ですよ。決まったことを進めるのが町なんですよ。じゃあ、町長のメッセージとして、賛成少数によって否決されました。そういう言葉をメッセージに入れたら、何にも問題ないんですよ。何で賛成者の名前は、議員さんやし、反対した人についてはただの議員やし、これが公平公正な町長のする行為ですか。その部分を言ってるんですよ。 ○議長(河野照代君)  宮宅 良副議長。 ○3番(宮宅 良君)  私の今の質疑は、公正公平のことをお聞きしてるんではなくて、奥田議員が不正確と言ったことに対して質疑をしておりまして、奥田議員がおっしゃるように、議会は意思決定機関というか、議会が決めたことが、否決したことが全てなので、私もそれには完全に同意します。ですから、播磨町が仮に我々が否決したのにもかかわらず、PayPayを最後まで続行したとか、予算を我々は承認しなかった、否決したにもかかわらず事業を最後まで続けたとかになれば、そういう発言をしているのであれば、不正確かなというふうに私も奥田議員の言われていることが理解できるんですけども、議会の決定に基づき中止をしました。申し訳ありませんという町長のメッセージであり、そして、事実確認を発信された。全くその不正確な部分、不正確ですよ、公正公平ではなく、奥田議員が御発言された不正確という部分について、どこが不正確なのですかということをお聞きしてるんですね。何回も申し訳ないですけど、もう少し要点を絞って、不正確な部分の、こことこことここが不正確ということをお答えください。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  私も不正確の部分、何回も答弁するかも分かりませんけどね、今回のPayPayの商工業振興事業については、賛成少数によって否決されました。そういうようなメッセージにしたら何ら問題もなかったんですよ。分かると思うんですよ。そこが違うでしょう、不正確違うでしょう。議会を軽視しとんですよ。賛成者議員はさんですよ。反対議員はただの議員ですよ。議会軽視と不正配信、公式の不正利用ですよ。それが不正確と違うんですか。トータル的には。そう思うところです。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)  不正確な部分でお伺いしたいんですが、そもそもこのPayPayの商工業振興事業は、町内店舗の支援であり、どの答弁を見ても住民消費の喚起というのが、この清水ひろ子町長のメッセージからしか発信がされてないんですよね。その部分が不正確というふうに言われてるんじゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  香田議員の質問について、私自身はどう答えたらいいか分からないんですが、もう一度質問内容について確認したいと思います。 ○議長(河野照代君)  ではもう一度、香田永明議員。 ○5番(香田永明君)  ちゃんと聞いてくださいね。先ほどから不正確、不正確というような答弁の中で、どこですかという部分が、もちろんその奥田議員が言われてる部分ももちろんあるんでしょうが、清水町長が言われたように、私たちは何もこの部分を包み隠そうなんか思ってもなくて、事実と異なったことを言ってるのが問題じゃないかというふうに言ってるんですよね。その部分がどこかというと、住民消費喚起なんですよ。そうではなくて、このPayPayの商工業振興事業は、町内店舗の消費低迷を助けるための支援策として事業提案された部分であって、住民消費の喚起というのは一言も文言がないんですよね。それが今回の町長メッセージで初めて出てきたと、それを問題をすり替えて、否決をされたから、住民消費の喚起というふうに言って、住民の方を困惑させてしまったというふうに思ってるんですが、いかがですか。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  難しい質問なんですが、今回のPayPayの商工業振興事業については、商工会のPayPayに参加してる事業者を助けると、こういうPayPayの事業については、私は理解できるんですけどね、令和4年度の国から下りてくる新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が約1億円なんですね。ここで、PayPayの商工業振興事業で8,000万円使うということになれば、他の住民全体に対する事業ができなくなるでしょう。ですから私は、このPayPayの商工業振興事業に反対したんですよ。住民全体のためになる事業をやらなければいけないとこういうことです。質問の答えになっていないかと思うんですが、そういう答弁させていただきます。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  宮宅 良副議長。 ○3番(宮宅 良君)  少し論点を替えて質疑させていただきます。  この最後のところで、議会軽視ということが述べられています。どういったところが議会軽視なのか、改めて御説明をお願いいたします。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  議会軽視というのは、町はいろんな事業に対して提案しますよ。それを我々議員が議決するんでですよ。賛成、反対。今回の町長のメッセージを見ていただきたいと思うんですよ。何度も言いますけどね、否決で決まったことを町はそれを履行して事業を進めなくてはならないんですよ。町長のメッセージ見ていただきたいと思うんですよ。賛成者はさんづけですよ。反対者は議員ですよ。これが議会軽視と違うんですか。と私は思うところであります。 ○議長(河野照代君)  宮宅 良副議長。 ○3番(宮宅 良君)  奥田議員はそう感じられるかも分からないですけども、僕は全くそれについては議会軽視としては感じないんです。  先ほど補正予算のときの質疑の中でもありましたけど、今回のPayPayで5,000万円を超えた部分について、予備費を使ったらいいんじゃないかというような質疑もあったのかなと思うんですね。その中で、当局側としては、予備費は考えていないというような答弁あったのかなと記憶してるんです。それがまさに、私は議会を重視してると思ってるんですね。なぜか、議会が否決したことを、否決したにもかかわらず予備費を使うのではなく、否決された意志を尊重して、もう一度予算として上げてきて、審議に尽くして、その上で判断していただきたい、それが僕は議会重視だと思うんです。もし本当に議会軽視であれば、いやもう議会否決したけどお金使えるからやってしまおうとなったら、何でもありになってしまうんです。それこそ議会軽視だと思うんです。でもそれをしなかった。先ほどの御答弁の中でそういう発言がありました。僕はそれが議会重視だというふうに、議会の決定について重視しているというふうに受け止めました。それが議会軽視ですか。 ○議長(河野照代君)  今の質問ですか。  では、奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  宮宅副議長は町長が議会を重視してると、こういう発言があったんですが、私は町長のメッセージが議会を軽視してると、こういう思いの中で清水ひろ子町長に対する問責決議をしたということ。考え方の相違があるのかなと、こう思うところであります。 ○議長(河野照代君)  宮宅 良副議長。 ○3番(宮宅 良君)  おっしゃりたいことも、僕のちょっと言い方も悪いのかなとは思うんですけども、議会軽視と、今おっしゃってるものが、僕の中ではどうも結びつかないんですね。何か少し問責の意図が論理破綻してるんじゃないかなと僕は感じてしまうんです。そこいかがですか。最後なんで。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町長メッセージを見て、これ議員として何にも感じませんか、メッセージ。このメッセージは議会の軽視、公式アカウントの不正利用、自分の思い込みによる背信行為やと、こう思うから、我々はこういうような問責決議を出したんですよ。お互い宮宅副議長とは線路みたいになるかも分かりませんけどね、私の問責決議を出した心を受け止めていただきたい、こう思うところであります。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  奥田俊則議員、御苦労さまでした。  これから討論を行います。  討論はありませんか。  まず、本件に反対者の発言を許します。  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)(登壇)  清水ひろ子町長に対する問責決議に反対の立場で討論いたします。  今回の町長メッセージは、PayPay使用が19日で終了になることを住民の方々に伝えていると取られます。住民や関係団体は、住民代表で構成されている議会の情報をタイムリーに知る権利があると同時に、後でも分かることであります。自分の責任の下、私たち議員も賛成、反対に関しても自分の責任の下、考えがあって行ったことを説明すればいいのではないでしょうか。  文章にあります、今までにない私的なメッセージを播磨町LINE公式アカウントを利用して行ったとは思いません。よって、問責決議に値するものではないと考えます。  以上のことから反対討論といたします。皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(河野照代君)  次に、本件に賛成者の発言を許します。  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  発議第3号「清水ひろ子町長に対する問責決議」に賛成の立場で討論いたします。  議決とは、地方自治法第96条に定められているように、予算を定めることとある。拒否権とは、予算に関し議会の議決について異議があるときは、町は理由を示して、これを再議に付すことができる。すなわち、再議に付してない時点で議決に異議がなく、議決を受け入れているということになる。  その上で、今回の清水町長の公式LINEアカウントを使った町長メッセージは、住民に事実と異なったことを伝えている。そもそもPayPayの商工業振興事業は、新型コロナウイルスの影響によって低迷している町内店舗支援を主眼とした地域商業支援や地域経済の活性化を目的としているはずです。  しかし、清水町長の公式LINEでの発言は、まさに町内店舗目線での御発言ではなく、本事業とは全くずれた発言を発信されました。公式LINEアカウントを使って間違った事実をさも正しい事実のように伝え、住民の皆様を困惑させ、町内店舗にも不快な思いをさせ続けるのは清水町長の政治姿勢なのでしょう。議決を無視し、自分が正しいと間違った情報を流布することは、議会軽視以外の言葉が見つかりません。  そのような話は住民の皆様からも大変多く耳にいたしております。いつも心苦しく拝聴しては涙が込み上げてきているところです。  以上のことから、清水町長の一連の行動、御発言は、町民の皆様への背信行為、議会軽視とみなします。清水町長への猛省を促し、ざんきの念を持つことを切に願います。  このことから、発議第3号「清水ひろ子町長に対する問責決議」に賛成いたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(河野照代君)  次に、本件に反対者の発言を許します。  次に、本件に賛成者の発言を許します。  藤田 博議員。 ○14番(藤田 博君)(登壇)  私は、発議第3号、清水ひろ子町長に対する問責決議に賛成の立場で討論します。  この問責決議の根拠となる内容は、議会で議決した内容を否定するような、町長としてふさわしくない私的な個人の思いを町長メッセージとして、播磨町LINE公式アカウントを利用した発言だと私は感じております。なぜならば、議会で議決した事案は、自分の考える意志に反しても従わなければならないのが議会のルールです。このことは、議員はもちろん町当局も議決に従うのが当然のルールです。議会の議決は絶対だと思っております。  6月13日に開催された臨時議会で、議会は補正予算を慎重に審議した結果、否決しました。町長のメッセージでは、議会の議決が誤りであるがごとく表現されております。また、メッセージに記載されている中で、若者から高齢者まで多くの方々が利用いただいておりますとあるが、PayPay利用者に対する調査もしていないのに、なぜ若者から高齢者まで多くの方々が利用いただいておりますと言えるのか。多くの方々が公平に利用できていないという疑問があるからこそ否決されたのです。  また、議案審議の結果は、議員ごとの賛否を議会だよりでお知らせしております。なぜ、わざわざ町長メッセージとして出すべきなのか。議会としては要らぬお世話です。  仄聞するところでは、清水町長はA町長候補の応援演説で、補正予算に反対した7名の議員は、相手側候補の出陣式に出席しているとの発言があったと聞いております。私は聞いております。証拠もあります。議会の議決と選挙と関係づけるのはいかがかと思います。  また、選挙は誰を応援しようと個人の自由です。6月17日の選挙期間中に発信された私的で、住民ファーストではなく、個人ファーストの町長メッセージは、A町長候補応援の一助に利用するために作成されたものではないかとも感じ取れます。私は、清水町長の播磨町公式アカウントの私物化行為は許されるものではないと思い、清水町長に深く反省することを求めて問責決議に賛成の討論といたします。皆さん、よろしくお願いします。 ○議長(河野照代君)  次に、本件に反対者の発言を許します。  次に、本件に賛成者の発言を許します。  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  発議第3号「清水ひろ子町長に対する問責決議」について、賛成の立場で討論いたします。  6月臨時会において否決されたキャッシュレス決済還元キャンペーン委託料の補正予算案については、僅差ではあっても議会の多数決により決定したことであります。この決定事項に対して、地方自治体の長である首長は、その結果を踏まえ、理性を持って粛々と対処する必要があることは当然です。にもかかわらず、播磨町LINE公式アカウントを利用し、賛成者の実名を上げ、反対者に対しては悪意とも取れかねないメッセージを載せており、その内容は主観的で客観性に欠ける内容となっています。また、賛成者に対しても、実名を上げることは不適切であると考えます。  今回の補正予算案が、なぜ否決に至ったのかは、反対した議員が様々な質疑、討論を行い、反対の理由を多く述べております。その反対理由を検証し、結果を真摯に受け止めるべきだと考えます。たとえ個人的に反対の理由に納得がいかなくても議会の決定事項には理性を持って対処するのが行政トップとしての役割であることは当然のことであると考えます。  以上のことから、本問責決議に賛成いたします。 ○議長(河野照代君)  次に、本件に反対者の発言を許します。  次に、本件に賛成者の発言を許します。  他に討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、発議第3号「清水ひろ子町長に対する問責決議」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  発議第3号「清水ひろ子町長に対する問責決議」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                 (挙 手 少 数) ○議長(河野照代君)  挙手少数です。  したがって、発議第3号「清水ひろ子町長に対する問責決議」は、否決されました。  これで、本日の日程は全て終了しました。  ここで、三村隆史副町長から発言の申出がありますので、これを許可します。  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  ただいま議長の許可をいただきましたので、一言御挨拶を申し上げます。  このたび、清水町長の任期である令和4年7月12日をもちまして副町長を退任させていただくこととなりました。議会の皆様には、これまでの御厚情に対しまして、厚くお礼申し上げます。  私は、昭和52年に播磨町役場に奉職以来、町職員として38年、副町長として7年、合わせて45年の長きにわたり町行政の推進に努めてまいりました。清水町長が就任されてからは、きめ細やかな視点で住民の皆様に寄り添い、誰もが暮らしやすいまちになるよう、町長の下、町職員とともに取り組んできたところです。教育、子育て支援をはじめ、福祉の充実、生活環境の整備、そして、防災やコロナ対策、学校や公共施設の改修なども進めてまいりました。  播磨町は自然に恵まれ、古代からの豊かな歴史があり、交通アクセスもよく、産業活動も活発な、元気なまちであります。住民のスポーツ文化活動や、子供の見守りもはじめ福祉などのボランティア活動も盛んであり、協働のまちづくりの実現に大いに期待しております。これからも住民の皆様が安心して生き生きと暮らせる魅力あふれる播磨町となるよう、行政と議会の皆様のさらなる御活躍を願っております。  終わりになりましたが、播磨町の今後ますますの発展と皆様方の御健勝、御多幸を心から祈念しまして退任の御挨拶とさせていただきます。本当に長い間、ありがとうございました。(拍手) …………………………………
    ◎閉     会 ………………………………… ○議長(河野照代君)  会議を閉じます。  令和4年7月播磨町議会臨時会を閉会します。  御苦労さまでした。                 閉会 午後0時36分 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。  令和4年7月7日                        播磨町議会議長   河 野 照 代                        播磨町議会議員   松 岡 光 子                        播磨町議会議員   大 北 良 子...